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はじまりのうたと進むこと

はじまりのうた。

 

去年の大晦日~元旦にかけて観て、2017年が楽しみ、と清々しい気持ちになった作品。

ふとまた観たくなって、仕事中に音だけ聴きながら耳だけ再視聴(?)したので感想を。

 

ひとりの女の子が音楽プロデューサーと出会い、音楽アルバムを作るお話です。

 

まず、もじゃもじゃむちむちのダン(マーク・ラファロ)がかわいい。足の裏が真っ黒汚い、ルーズなおじさん。しかし敏腕プロデューサー。
主人公のグレタ(キーラ・ナイトレイ)は妖精みたい。彼女独特の、小さい顔が笑った時にガバッと開く、歯が豪快に並ぶ口元がたまらない。

 

「これがやりたい!」と音楽制作に没頭するキャラクター達の姿は、花火のように爆発するような派手な勢いというよりも、ひたむきに絶えず光る星のように熱中する姿が描かれていて、そういう意味でも劇中歌のさまよう星たち、はピッタリの名曲。

youtubeの動画は男性バージョンですが、男性バージョンと女性バージョンがあり、どちらも本当に心地よくてリピートが止まりません。

 

 

 ※ 映画の映像も一緒に流れます。

www.youtube.com

 

落ち込んでいる時や傷ついた時、苦しさのあまり、自分の素直な感情から目を背けたり、なんともないフリをしていると、余計に辛さが長引いてしまうことがある気がします。そして、落ち込んでいる自分に自己嫌悪したり。

それは自分で素直な自分自身を否定して傷つけているのだから、当たり前なんですよね。以前の私がそうでした。

そうして落ち込んでいる時は、素敵な出来事や大切な物や人に出会っても、苦しい事に意識を奪われていて、その事にうまく気づけなかったり。

 

でも実際には、自分の感情をただ大切に感じることは自然なことで、悲しい時にも、世の中には沢山の素敵な事が溢れていて、そういう物や人や出来事に触れると、否応なしに心が動かされてしまったりします。

この映画からは、そんなことが「楽しいよ」という気持ちと共に伝わってきます。

 

今の私は結構楽天的です。今も悲しいことや落ち込む時はありますが、以前のように辛い気持ちに飲み込まれなくなったのは、この映画でではないですが、自分の素直な感情を否定せず、感じられるようになったのが大きなきっかけでした。

 

はじまりのうたは、失恋したり落ち込んだ時に観ると癒やし効果があるし、仕事やうち込んでいる事へのモチベーションも上がる作品だと思います。

 

この映画を観ると、なにか上手くいかないことがあってもそれは世界の終わりではなくて、まだ知らない素敵なことや新しいやり方、気づかなかった視点を受け取る時。だから、立ち止まらずに新しい世界を見たい、という気持ちになります。


グレタみたいに顔いっぱいの笑顔で颯爽と生きるには、自分自身や誰かを大切にしたいと思う気持ちを偽らず、思い通りにならないことに執着せずに過ごすことなのかな〜と思います。