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映画とか本とか好きなものとつぶやき

破綻しないイラストのために工夫していること Part.1

前回の大雑把な日記に続き、今日はイラストの下描きをするにあたって、役立っていると感じているもの、気をつけていることを書いてみます。

 

前回の記事。

www.mokhakurumi.com

 

では・・ 思い浮かんだものを箇条書きで。

 

描きたいもののトレースをしてハードルを下げる

絵の上達には模写をするべし、というアドバイスをよく見ます。

普段なんとなく見ている物体や人物の構造が分かったり、どういう風に形どっていけばいいか鍛えられていくので、同感だし、実際模写をするようになってから人体を描いていて骨格が破綻することが減ってきました。

ずっと以前は、模写などほとんどすることがなくイラストを描いていました。

趣味で落書きする程度だったし、あまり上手くなりたいという気持ちも強くなかった。

でも、模写をするようになったら、目に見えて絵が描きやすく、形もよくなってきたのを感じました。

なので今は模写を積極的にするようになったのですが・・・特に描いたことのないものや複雑なものを模写しようとすると、どう手をつけていいか見当がつかなかったり、線の一本一本がすごく難しい。

まずは簡単なものから模写をするという方法もありますが、描きたいものと全然関係ない物体を絵の練習としてやろうとすると、私の場合全然楽しくなくて、模写自体やりたくなくなってしまいます。

 

でもイラストは描きたいという気持ちがあったので描いていたのですが、そんな時ふと模写しようとした元画像のトレース(以下トレス)をしてみました。

もちろんトレスした物を、私が描きました!と言ってネットに発表するようなことではなく、あくまで閉じられた自分のPCの中でのみ(;・∀・)

試しにやってみたら、すごく楽に線が引ける感覚がありました。

なぞるだけなので当たり前といえば当たり前なのですが、なぞっていたら、「ああ、こうなっているのか、こうやって描けばいいのか」という感覚がありました。

それからは、最初にトレス→模写→下絵とするようになりました。

トレスから始めるようになってから、模写だけやっていた時よりも難しく感じないようになり、模写にかかる時間が減りました。

ワンダーウーマンの下絵も、近いポーズを画像検索してトレスを2回ぐらい、模写を3回ぐらいやって、頭の中のイメージと手と目が覚えた感覚を合わせて、下絵を描いたものです。

 

トレスで、どれくらい手を動かすとどれくらいの長さの線が引けるとか、どれくらいの力を入れたらどのくらいの幅の線になるとか、動作と感覚に慣れてみる。

あまり見たり描いたりしたことのないものだと模写自体にハードルが高く感じたりもしますが、トレスだとなぞるだけなのでまずは気軽にトライできる。

そういう所が私には合っていて効果があったのだと思います。

初めての三輪車の後ろを押してもらうとか、自転車の補助輪的な感じですね。

なので、模写はあまりやったことがないけど、イラストは描きたい、という気持ちがある方には、試しに気軽な練習としてトレスをしてみては?と思っています。

 

トレスを何度かして、ちょっと慣れたかな、と思ったらトレスでなく模写してみる。

模写してみて上手く描けないなと思ったところをまたトレスや模写してみる。

回数を重ねていると、だんだん描きやすく、慣れてきます。

精度があがって、細かいところまで目につくようになります。

模写で「いいんじゃない?」と思えるくらい描けたら、模写でなく自分のイメージを描いてみる。

いつもはこんな感じでやっています。

当たり前ですがトレスは必ずやっているわけではなく、描けるものはトレスしません。

 

トレスからの模写をオススメしたのは、描きたい物が決まっているなら、いっそ描きたいものや、描きたいものに近いものを描き始めたほうが楽しくてイヤになりにくい→結果的に上達するのでは?、と思っているのも理由にあります。

ちょっと描けるようになって楽しくなると、もっと上手くなりたいなぁ、と欲が出てきて、自然と地味な基本の積み重ねにも興味ややる気が出る気がします。(私がそうでした)

 

そんな感じで描いたワンダーウーマンの最初の下絵がこちら。

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トレスや模写が回数を重ねるごとにマシになっていく過程も載せられたら良かったのですが、当初ブログ記事にすることを想定していなかったため、トレス元のデータが著作権にひっかかりそうな可能性があり、また別の機会があればと思っています。

 

なお、人物ならポーズは画像検索以外にもデッサン人形や、ポーズ集のサイトを参考にするなど他にもやり方があります。自撮りとかも!

 

私がお世話になっているサイト様

kamitokatachi.hatenablog.com

 

私がとっても欲しい人形!(持ってない)

 

グリッドで立体を意識しやすくする

次は描く時の話。

私は普段、輪郭のある線画で下描きをします。

物体は絵にしてしまえば平面の線と色の集合ですが、表現したいものには奥行きがあり、絵の中では立体です。

でも私の場合ですが、平面に線で描いていると、どうしても想像上のものを立体的にイメージする意識が薄れてしまいます。

なので、描いているものが立体という意識を失わないために、グリッドを使っています。

 

左がグリッドなし。右がグリッドあり。

 f:id:momozzarella:20170807184533j:plain  f:id:momozzarella:20170807184925j:plain

 

左右を比べると、左のほうはのっぺりと、右のほうには影や丸みがありそうな、より凹凸を感じられる気がしませんか?(私だけかな・・・?(;・∀・))

 

元々はある時、イラストの中で似たようなサイズ・形状の小物を複数描こうとした時に、サイズの目安にグリッドを表示させたのが最初でした。

その時グリッドを表示させたまま人物を描いていて、「あれ?いつもよりも奥行きがイメージしやすい」と感じて、それ以来、時折グリッドを表示させて描いたり確認するようになりました。

 

CLIP STUDIOだと、 メニューの[表示]→グリッド

Photoshop(CS6)だと、メニューの[表示]→[表示・非表示]→グリッド

 

で表示できます。

ちなみにマス目で線の位置や距離も分かりやすくなるので、グリッドがあると模写もやりやすくなります。

模写がやりやすくなる点については私がフォローしている絵ミネムさんbotもつぶやいていたので、自分の体感だけでなく迷いなくオススメできます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

 

 

以上2点書いてみました。

今回の記事は、これから絵を描いてみたいな~とか、あまり描いたことがなかったけど最近描き始めた、という方にも、参考になるところがもしあったら嬉しいです。

自己流で私が個人的によいと感じたことを書いているので、もちろん一番は、自分に合う方法だと思います。

次回の記事では、残り2点、気をつけていることについて書きたいと思います。

 

ちなみに前回の記事に載せたイラストは、現在はこんな感じに修正の途中です。

目立つところでは瞳を完成の状態まで描き、よりDCヒーローらしい雰囲気に、肌はより生命力を感じられるようにしたい、と赤みの強い色に調整しました。

(クリックすると少し大きくなります)

f:id:momozzarella:20170807191210j:plain

 

それではまた次回~(*・ω・)ノ

 

CLIP STUDIO PAINT PRO

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