** Hello world

映画とか本とか好きなものとつぶやき

海外ドラマ ジーニアス 世紀の天才アインシュタイン

お久しぶりですっ。

 

前回の日記で今期のアニメについて書きましたが、その合間を縫って見ていたのが「ジーニアス 世紀の天才アインシュタイン」です。

 

実在した理論物理学者、アルベルト・アインシュタインの半生をドラマ化した作品で、偉人伝みたいな感じと思いきや、かなりプライベートな面が描かれていて、アインシュタインの人間くささが面白い作品でした。

 

アインシュタインが相対性理論をひらめき、自分の中で理論を組み立てていくシーンには、キラキラとしていて、物理を勉強したくなったり、知らない世界に引っ張られていくようなワクワクした感覚がありました。

ただ、それ以上にちょっとだらしない女性関係が!描かれていまして。

恋人がいながら別れないまま、大学で知り合った女性(ミレヴァ・マリッチ)と深い関係になり結婚。

結婚後はいとこと不倫。離婚していとこと再婚するものの、また浮気。

才能と人柄は別モノ、家庭人としてはダメ夫。

私のフェミ魂が「(゚Д゚)ハァ?いいかげんにせいw」とだいぶツッコミを入れながら視聴しました。

 

ドラマでは1890~1950年あたりまで描かれているのですが、背景として男尊女卑が顕著に見られる時代、数学と物理の才能に溢れた妻のミレヴァさんに、「僕達はパートナーだ」といいながらも、家事や育児はまかせきり、論文の手伝いをさせて感謝もしない。

アインシュタインよりも、ミレヴァさんの生きづらさの苦悩を感じて見ていて辛かったです。

この辺の扱いはアインシュタインとの関係というよりも、社会的にそれが当たり前と認識されていたから、アインシュタインも周りも問題と思っていない、のでしょうけど。

恋人と切れずにずるずると別の女性と関係を持ったり、浮気を繰り返すのは紛れもないアインシュタインの性分なんでしょうけどね!

根っからの悪人ではない・・とは分かるのですが、何か思いついた時はハイテンションで、家庭のことは他人事の姿に「ほんと調子いいな!」、浮気には「もう家庭を持っちゃダメ!」とツッコミを入れずにはいられませんでした。

 

とはいえ、天才ならではの既存の概念に囚われず、自分を貫く姿、あふれる好奇心にはとても刺激されました。

ちょうど年代的にナチス・ドイツ時代と被っているのですが、時代が流れるにつれナチスが力をつけていくその頃の年代の描写には、見ていてヒヤヒヤと落ち着きませんでした。

ユダヤ人であるアインシュタインも身の危険を感じるようになり、アメリカに亡命します。

でも、こういった危機迫る状況であっても、アインシュタインは一貫して反ナチスや戦争反対、人種差別反対を貫き、開発途中だった原爆についてのアドバイスも拒否しています。

 

ドラマの最後、晩年のアインシュタインが少女と話すシーンでのセリフがとても印象に残りました。

どうやって賢くなったの?


私に特別な才能はない。でもものすごく好奇心が強いんだ。
いつも色んな問いかけをしてた。君みたいにね。それが一番大事なことだよ。
それに誰にでもできる。

 

ちょっと女性にはだらしないけれど、根っこは優しくて、そして自分を貫くアインシュタイン。

とても魅力的な人物で、よいドラマでした。

 

ちなみにナショジオで放送されたドラマで、2期も決定しているとか。

2期ではどんな天才か偉人か、はたまたどんな変人にスポットライトが当たるのか楽しみです。

 

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)